8月のおはなし会 開催報告

NPO法人グリーフサポートてらすばの安川梓です。

8/24(月)に高松市の慈照寺 @kagawa_jisyoji
で、大切な赤ちゃんとお別れしたパパとママのおはなし会を開催しました。

平日の開催でしたが、2名のお母さんと、1名の支援職の方、そして助産師を志望している高校3年生のボランティアさんとともに、ゆっくりとした時間を過ごしました。

何かを説明しなくても
何も話さなくても
ここにいる人たちは
みんながお空にいる赤ちゃんのことを大切に想っている人たちばかり

おはなし会という場がもつその安心感が、普段の生活の中で自分に張り付けている仮面や鎧みたいなものを、ふわりふわりとはがしてくれる感覚を感じながら、私もひとりの当事者として、ともにそのやわらかい空気に身を委ねさせてもらいました。

日常に戻ると
職場や生活の中で
どうしても自分のこの経験が
自分だけに襲いかかってきていて
たったひとり、不幸の集中攻撃を受けているように感じてしまうことがあるけれど

背景や経緯に違いはあっても
いろんなことを抱えながら
いろんなことと向き合いながら
みんなそれぞれがんばっている
現実という今日を踏ん張っている

ご参加くださったみなさん
本当にありがとうございました

✤✤参加者さんからの感想✤✤
※掲載許可をいただいています

・赤ちゃんを亡くしたつらい気持ちをどうにかしたい気持ちを聞いて欲しいと思って参加しました。近くに親身になってくれる人が少ないので、今回、会に参加して、つらい中でもがんばってい生きているのが、自分一人ではないと分かり、とても気持ちが楽になった。また定期的に開催してくれたら、とてもうれしいです。

・日常生活では隠している部分、普段は自分一人だけで感じて処理していることを、あたたかい場でお話したいなと思い参加しました。泣いたり、笑ったり、いつもは蓋をしている感情を我慢せず、話したいことを話して、聞いてもらって、こころがすっきりしました。また、日常でがんばっていけそうです。

・今日もあたたかい時間でした。2時間おしゃべりだけのプログラムはどんな感じかなと思っていましたが、あずさん自身の体験談から始まり、みなさんが話しやすいように進めていらして学びになりました。また参加させてください。ありがとうございました。

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次回おはなし会のご案内
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🌱9月のおはなし会
「想いをつなぐキャンドルを作りながら」

10月のWave of Light2026 in KAGAWAで灯すキャンドルを一緒に作りながら、ゆるりとおはなしをする時間です🕯️
※妊娠中の方、お子様連れでのご参加はお控えいただいております。ご理解・ご協力のほど、お願いいたします。

日 時|9月30日(水)14時~16時
ファシリテーター|NPO法人グリーフサポートてらすば 清水加代
参加費|500円
場 所|candle i-style @candle_i_style
(香川県高松市上之町3丁目2ー12 スカイコート桜町1F西 )
対 象|流産・死産・人工死産・新生児死等でお子さまを亡くされた方/医療・福祉・子育て支援など、当事者に関わる支援者の方
定 員|5名
申 込|https://forms.gle/WEXK1KRxSxZghp7D9

第1期通常総会 開催報告

NPO法人グリーフサポートてらすばの秋山美智子です。


6月30日で1期目を終え、8月23日に第1期通常総会を開催しました。
19名の仲間とともに駆け抜けた、この1年。
振り返ってみると、私一人では到底できなかった企画や、これまで届けることのできなかった人へ、グリーフについて知り、考え、語り合う機会を届けることができました。
周産期グリーフサポートでは、「大切な赤ちゃんとお別れしたパパとママのおはなし会」を毎月継続し、対面・オンラインを合わせて12回開催。
延べ48名の方にご参加いただきました。
ファシリテーターも4名に増え、対面、オンライン、家族で参加できる場など、少しずつ多様なかたちで開催できるようになりました。
また、病院や行政、産後ケア事業者などからの紹介や、喪失から間もない時期に参加される人も増えています。
任意団体として活動を始めた当初と比べると、「必要なときに、場があることを知ってもらう」ための情報が、少しずつ地域の中を巡り始めていることを感じています。
研修・講演・対話などの学び事業では、行政、医療、福祉、教育、NPOなど、さまざまな場所からお声がけいただき、講師派遣を通して568名の方にグリーフについて知り、学ぶ機会を届けることができました。
死別だけでなく、介護、子育て、被害者支援、セルフケアなど、暮らしや仕事の中にある喪失に目を向ける時間を、ともにすることができました。
また、「もやもや対話じかん」「ことばをわけあうBOOK CAFÉ」「グラフィック・レコーディング講座」など、本や言葉、絵を通して、グリーフを自分のこととして考え、対話できる場もひらいてきました。
グリーフについて知る入口は、一つではありません。
さまざまな入口をつくり、間口をひらいていくことも、てらすばが大切にしていることです。
人材育成事業では、助産師さんから声をいただいたことをきっかけに、「医療者のための周産期グリーフケア講座」を3回開催し、延べ35名が受講しました。
助産師や保健師、保育士など、家族に関わる専門職とともに、当事者への関わりだけでなく、支援する側の迷いや無力感、セルフケアについても学び合いました。
周産期の喪失は、病院の中だけで終わるものではありません。
退院後の暮らしや家族、仕事、次の妊娠・出産、地域での生活へと続いていきます。だからこそ、それぞれの場所で気づき、つなぎ、支える人が増えていくことを大切にしたいと思っています。
リーフレットやホームページを整え、SNSでの情報発信も続けてきました。
「ここに情報がある」「必要になったときに行ける場所がある」と知ってもらうことも、支えの一つだと考えています。
10月には「Wave of Light 2025 in KAGAWA」を開催し、当事者や家族、医療者、支援者、学生、地域の方々とともに、大切な赤ちゃんを想う時間をひらきました。
そのとき、初めて「グリーフ」という言葉を耳にした大学生が、
「こうして地域で活動している人たちがいることに感動しました」
と話してくれたことが、今もこころに残っています。
グリーフに直接ふれた経験がなくても、知ることから始まることがある。
「こういう活動が地域にあったらいいな」と思ってくれる人が増えることも、グリーフサポートがあたりまえにある未来につながっていくのだと思います。
企画を考える人
場をひらく人
学びに来てくださる人
情報を届けてくれた人
それぞれの関わりがあったからこそ、てらすばの1期目があります。
みんな、本当にありがとう。
2期目も、「誰もがグリーフを大切に抱えながら生きやすい社会へ」というビジョンのもとに、みなさんと一緒につくっていきたいと思います。
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最後まで読んでくださった方へ
実は私は、「賛助会員になってください」とお願いすることがあまり得意ではありません。
そのため十分にお知らせできておらず、活動に関わってくれるメンバーが増えている一方で、賛助会員は正直まだ多くありません。
それでも、ホームページを見て「応援するよ」と賛助会員になってくださったり、あたたかいメッセージを届けてくださる人がいます。
先日も、グリーフの活動に直接関わっているわけではないけれど、地域で顔を合わす方が「応援してるよ」と賛助会員になってくれたのですが、その思いがうれしくて涙がでました。
グリーフの経験がなくても、支援職でなくても、
「この活動がどこの地域にでもあったらいいな」
「必要な人に届き続けてほしい」
そう思ってくださること自体が、てらすばにとって大きな支えです。
応援することも、グリーフサポートにつながる一つのかたち。
もし「これからも続いてほしいな」と感じてくださったら、〈てらすばサポーター(賛助会員)〉として、一緒に活動を育てていただけたらうれしいです。
▶︎ てらすばサポーター(賛助会員)