NPO法人グリーフサポートてらすばの秋山美智子です。
香川県立保健医療大学 看護学専攻 博士前期課程助産学1年生のみなさんに向けて「周産期における喪失を体験した家族のグリーフケア」として、特別講義を担当させていただきました。

受講生の中に、2024年のWave of Lightにボランティアとして参加してくれていた学生さんがいて、講義前に「みちこさん」と声をかけてくれました。
彼女がWave of Lightで印象に残っていたのは、「死産は約50人に1人、流産も含めると約6人に1人」という数だったそうです。
「身近なことなんだ」と驚いたこと。そして、周産期喪失の当事者家族の手紙の朗読に涙が止まらなかったことを話してくれました。
その経験が心に残っていたからこそ、 「グリーフを抱えながら人はどう歩んでいくのか、そのプロセスについても学びたい」 と話してくれました。その想いをもって助産師を目指す姿に、グリーフサポートの可能性を感じずにはいられません。彼女のまなざしから、私も大きな力をいただきました。
来年度以降も、学生さんたちとともに学ぶ機会をいただいています。先生方が「現場に出る前にグリーフを学ぶことは、当事者を支えるためだけでなく、医療者自身の支えにもなる」と受けとめてくださっていることが、こころからありがたいと感じています。
小さな種が、一人ひとりのこころに残りそしてまた、学びとして芽を出し、誰かのもとへ届いていく。そんなことを実感した一日でした。
